未経験でWEBデザイナーになれるって本当?求人の現実を徹底調査!

会社員WEBデザイナーをやっているKEIです。

「WEBデザイナーになりたいけど、未経験から本当に転職できるの?」
この疑問を持っている人は多いですよね。結論から言うと、未経験からWEBデザイナーに転職することは可能です! ただし、求人の「未経験OK」という言葉には注意が必要。企業が求めるスキルレベルや、採用されるためのポイントを知っておかないと、応募してもなかなか内定をもらえないことも。この記事では、未経験OKの求人の実態、必要なスキル、転職成功のための具体的な方法を、筆者の体験談も交えて詳しく解説します!

この記事はこんな方におすすめ
  • 未経験からWEBデザイナーに転職したいけど求人の実態を知りたい
  • 未経験からWEBデザイナーに転職する方法が知りたい

WEBデザイナー未経験OKの求人は本当にある?

「未経験OK」と書かれたWEBデザイナーの求人、よく見かけますよね。でも実際に応募すると、「実務経験が必要」「ポートフォリオ必須」と言われて撃沈…なんて話も珍しくありません。

実際に求人サイトで調べてみると、「未経験OK」の求人は確かに存在します。ただし、その多くは「実務未経験OK(独学やスクールで学んでいる人)」という意味だったり、研修付きのアシスタント職だったりします。つまり、「完全未経験」でもOKな求人はかなり少ないのが現実です。

わたしも転職するにあたって求人を探してみたものの、未経験で実績を積みたいのに求人募集しているところは経験者しか雇ってない・・・
こんなんじゃ転職なんてできるわけないじゃん・・・!!と思っていました。

しかし、だからといって未経験からの転職が無理なわけではありません! 企業が未経験者に求めるポイントを理解し、それをクリアすれば十分に採用されるチャンスがあります。次の章で、「未経験OK」の求人の本当の意味や、採用されるためのポイントを詳しく解説します。

未経験OKの求人はどのくらいの割合で存在する?

実際に「未経験OK」のWEBデザイナー求人がどのくらいあるのか、求人サイトで調査してみました。
結果として、WEBデザイナーの求人全体の中で「未経験OK」と明記されているものは約10〜20%程度。ただし、これはあくまで「応募はできる」レベルの話で、実際に採用されるためにはポートフォリオや基礎スキルの証明が必要になるケースがほとんどでした。

また、「未経験OK」の求人を細かく見ると、以下のような種類に分かれます。

  • アシスタント職(研修付き) → 実務経験なしでOK。ただし給与は低め。
  • 実務未経験OK(独学・スクール卒なら可) → 何かしらの学習歴が求められる。
  • 本当に未経験OK(超レアケース) → 超レアケース

つまり、未経験からの転職は「完全未経験OK」の求人を狙うより、スキルを身につけて実務未経験OKの求人を狙う方が現実的と言えます。

求人票の「未経験OK」の本当の意味とは?

「未経験OK」と書かれている求人を見つけると、「本当に何も知らなくても採用されるのかな?」と思いますよね。でも実際には、「未経験OK」の意味は企業によって異なるので注意が必要です。

例えば、以下のようなケースがよくあります。

  • 「実務未経験OK」= 独学・スクール卒なら可
  • 「未経験歓迎」= 研修やアシスタント業務からスタート
  • 「本当に未経験OK」= ほぼ存在しない or 低賃金・ブラックな可能性あり

つまり、「未経験OK」だからといって、まったくの初心者でも採用されるわけではありません。企業側は「ポートフォリオを作っている」「基本的なデザインツールが使える」など、最低限のスキルを持っていることを前提にしている場合が多いです。

そのため、応募する際は「企業がどのレベルの未経験者を想定しているのか」をしっかり確認することが重要です。次の章では、実際に未経験から採用された人の特徴について詳しく解説します!

実際に未経験から採用された人の特徴は?

未経験からWEBデザイナーに転職できた人には、共通する特徴があります。筆者自身も職業訓練を経て転職しましたが、周りの転職成功者を見ても、以下のようなポイントを押さえている人が多かったです。

ポートフォリオをしっかり作っている
→ 未経験者の場合、実務経験の代わりに「自分のデザインスキルを証明する作品」が必須です。スクールの課題や個人制作のサイトでもOK。

基本的なデザインツールを使いこなせる
→ Photoshop、Illustrator、Figmaなどのソフトが使えることが前提。未経験OKの求人でも、これらのスキルは求められることが多いです。

WEBデザインの基礎知識を理解している
→ レイアウト・配色・タイポグラフィなど、基本的なデザイン理論を学んでいること。独学でもスクール経由でも、最低限の知識は必要。

コミュニケーション力がある
→ 未経験者の場合、企業は「一緒に成長できるか?」を重視します。面接では「学ぶ意欲」や「チームで働く姿勢」をしっかりアピールすることが大切です。

未経験でも、このような準備をしておけば採用される可能性は十分にあります。次の章では、WEBデザイナーに転職するために必要なスキルを具体的に解説します!

未経験でWEBデザイナーに転職するために必要なスキルは?

Strategy with man holding a tablet computer

未経験からWEBデザイナーを目指すなら、「最低限、これだけは身につけておきたい!」というスキルがあります。実務未経験OKの求人に応募する際、このスキルセットを持っているかどうかで採用率が大きく変わります

必須スキル(最低限必要なもの)

  • デザインツールの操作スキル(Photoshop / Illustrator / Figma / XD など)
  • WEBデザインの基礎知識(レイアウト、配色、タイポグラフィなど)
  • ポートフォリオ作成スキル(自分の作品をアピールできる資料を作れる)

できれば身につけたいスキル(差をつけられる)

  • HTML / CSS の基礎知識(簡単なコーディングができると強みになる)
  • WordPress の操作(企業サイト制作の現場でよく使われる)
  • 簡単なJavaScript / jQuery(動きのあるデザインが作れると高評価)

プラスαで評価が上がるスキル

  • UI/UXデザインの知識(ユーザー目線でデザインできると◎)
  • SEOの基本知識(WEBサイトの集客にも関われる)
  • ディレクションスキル(案件の進め方を理解できると転職後に活躍しやすい)

この中でも、ポートフォリオ作成スキルは最重要です。未経験でもスキルを証明できる作品を作れば、採用の可能性がぐっと上がります!

最低限必要なデザインツールのスキル

WEBデザイナーとして働くためには、最低限デザインツールの基本操作をマスターしておく必要があります。未経験OKの求人でも、「PhotoshopやIllustratorが使えること」が前提になっていることが多いです。

🔹必須のデザインツール

  • Photoshop(フォトショップ) → 画像編集・バナー制作に必須
  • Illustrator(イラストレーター) → ロゴ・アイコン・イラスト作成で活躍
  • Figma / Adobe XD → WEBサイトやアプリのデザインを作るツール

🔹あると有利なツール

  • Canva → シンプルなデザイン制作に便利(クライアントワークで重宝)
  • WordPress → コーディングなしでWEBサイトを作れる

🔹学習のポイント
まずは、PhotoshopとFigma(またはXD)を重点的に学ぶのがオススメです。特に、ポートフォリオ作成に必要なスキルを優先的に習得しましょう!

コーディングの知識は必要?HTML・CSS・JavaScriptの重要度

「WEBデザイナーってコーディングできないとダメ?」と不安に思う人も多いですよね。結論を言うと、コーディングスキルは必須ではないけれど、あると転職が有利になります!

企業によっては「デザインのみ」の業務と「デザイン+コーディング」を両方求めるケースがあります。そのため、HTML・CSSの基礎だけでも理解しておくと、求人の選択肢が広がるんです。

🔹WEBデザイナーに必要なコーディング知識

  • HTML(サイトの構造を作る)
  • CSS(デザインの見た目を整える)
  • JavaScript / jQuery(簡単な動きをつける) ※必須ではない

🔹どのレベルまで学べばいい?
HTML・CSSの基本タグを理解し、簡単なサイトが作れるレベルでOK!
✔ WordPressのテンプレートをカスタマイズできるとさらに◎

完全なプログラミングは不要ですが、デザインを実装できるスキルがあると即戦力として評価されやすくなります。

わたしはデザインもコーディングも学んだ上で転職成功しているので個人的にはコーディング必須派です!

ポートフォリオの作り方と採用されるためのポイント

未経験からWEBデザイナーに転職するなら、ポートフォリオ(作品集)は絶対に必須! 「実務経験がなくても、どんなデザインができるのか?」を証明する重要な材料になります。

採用されやすいポートフォリオのポイント

作品数は最低3〜5点を掲載する(多すぎてもNG!厳選することが大事)
バナー・LP・WEBサイトデザインをバランスよく入れる
シンプルで見やすいデザインにまとめる(デザイン力のアピールになる!)
各作品に「制作の意図・工夫したポイント」を解説する(思考力を見せる)
個人ブログやFigmaでポートフォリオサイトを作ると好印象!

どんな作品を作ればいい?

  • 架空の企業サイト(飲食店・美容室・IT企業など)
  • LP(キャンペーンサイト・イベントページ)
  • バナー(広告・SNS用)

「クライアントワークがないから…」と悩む必要はなし! 架空案件でもOKなので、「自分ならこうデザインする!」という作品を作ってみることが大切です。

筆者が未経験からWEBデザイナーに転職した方法を全公開!

未経験からWEBデザイナーに転職するのは不安も多いですが、筆者自身も職業訓練を受けて転職成功しました。ここでは、実際にやったことを具体的に紹介します!

ステップ1:職業訓練に申し込む(応募〜合格)

最初にハローワークで職業訓練の情報をチェック。倍率が高いため、志望動機をしっかり準備し、面接対策も行いました。

ステップ2:WEBデザインの基礎を学ぶ(3ヶ月)

職業訓練では、Photoshop・Illustrator・HTML・CSS・WordPress などを学習。特にポートフォリオ制作に力を入れたのがポイントです。

ステップ3:毎日求人票をチェック!未経験OKの求人を見逃さない

転職活動で最も大事だったのが求人情報をこまめに確認することです。
未経験OKの求人はすぐに募集が締め切られることも多いため、毎日ハローワークや求人サイトをチェックしていました。

「未経験OK」の求人は少ないですが、タイミング次第でチャンスがあるため、こまめに情報収集することが重要です。

ステップ4:10社にエントリー&面接対策

未経験OKの求人を見つけ次第すぐに応募し、合計10社にエントリー。書類選考が通った企業では、ポートフォリオを見せながら、自分の強みをしっかりアピールしました。

面接では「なぜWEBデザイナーを目指したのか」「どんなデザインが得意か」をよく聞かれたので、事前にしっかり回答を準備しました。

ステップ5:内定獲得!未経験OKの企業に採用決定

最終的に2社から内定をもらい、その中で最も成長できそうな企業に決定!
未経験でも実務に近い環境で働ける企業を選ぶのが成功の鍵でした。

💡 ポイント:毎日の求人チェックが超重要!
「未経験OKの求人は少ない」と諦めるのではなく、毎日チェックして、見つけたらすぐ応募することが大事です!

次の章では、「応募した企業数と内定をもらえた割合は?」 を詳しく解説します!

応募した企業数と内定をもらえた割合は?

未経験からWEBデザイナーに転職する際、「どのくらい応募すれば内定がもらえるのか?」は気になるポイントですよね。筆者の場合、10社に応募し、2社から内定を獲得しました。

🔹 応募数と選考結果の内訳

  • 応募数:10社(未経験OK or 実務未経験可の求人)
  • 書類選考通過:4社
  • 面接実施:3社
  • 内定獲得:2社

この結果から分かるように、未経験OKの求人は数が限られているため、「いかにタイミングよく応募できるか」が重要です。求人の募集枠はすぐに埋まることが多いので、こまめにチェックし、条件に合う求人が出たらすぐ応募するのが成功のカギ!

また、書類選考を通過しやすくするためにポートフォリオを充実させ、履歴書・職務経歴書をブラッシュアップしたのも、内定獲得につながったポイントでした。

まとめ:未経験からWEBデザイナーになるために必要なこと

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今回の記事では、未経験からWEBデザイナーに転職するためのリアルな現実と成功のポイント を紹介しました。

未経験からWEBデザイナーになるために必要なこと

求人は毎日チェックし、タイミングを逃さない!
ポートフォリオは未完成のまま出さず、しっかり作り込む!
面接では「なぜWEBデザイナーなのか?」を明確に答えられるように準備!
学ぶ姿勢や成長意欲をアピールすることが重要!

WEBデザイナーは、華やかなイメージがある一方で、本当に興味がないと続かない仕事 です。そのため、企業は「本当にWEBが好きなのか?」「学び続ける覚悟があるのか?」を見極めています。

💡 「WEBデザインが好き」「もっと学びたい!」という気持ちがあれば、未経験でも十分にチャンスがあります! まずは求人をこまめにチェックし、ポートフォリオを準備して行動を始めてみましょう!

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KEI
福岡在住の31歳、会社員WEBデザイナーKEIです。 このブログでは、未経験からWEBデザイナーに転職したリアルな体験と、そこで得た気づきやコツを発信しています。 「WEBデザイナーになりたいけど、未経験だし不安…」 「どこから手をつければいいのか分からない」 そんなあなたに、少しでもヒントや勇気を届けられるように書いています。