【2025年最新】WEBデザイン勉強に役立つおすすめ本

Online library concept with character situation in flat design. Man and woman read e-books and buy books online in bookstores in mobile application. Illustration with people scene for web

「Webデザインを勉強したいけど、最初に読むべき本ってどれなんだろう…」
そんなふうに迷っていませんか?

実はこれ、初心者の方ならほとんどが一度はぶつかる悩みだと思います。

KEI

「デザインってセンスがないとダメ?」「コードって難しそう…」と不安になるし、情報が多すぎて何から手をつけたらいいのか分からなくなりますよね。

私自身も、30歳のときにまったくの未経験からWebデザイナーを目指しはじめました。
最初は「とりあえずProgateでコードやってみよう!」から始まって、本を何冊か買ったものの、「この本、自分に合ってなかったな…」と後悔したこともあります。

でも、経験を積んで今振り返ると、自分のレベルや目的に合った本を選ぶことって、ほんとに大事だったなって思います。
独学でスキルを身につけるには、やっぱり体系的に知識を整理してくれる“書籍”の力って大きいんですよね。

この記事では、そんな私の経験もふまえて、【2025年最新】のおすすめ本を以下の3つのタイプ別に紹介していきます。

  • デザインの基礎を学びたい人向け
  • コーディングの基礎を学びたい人向け
  • 全体像をざっくり理解したい人向け

この中から「これなら今の自分に合ってそう!」と思える1冊を見つけてもらえたら嬉しいです。

デザインの基礎を学びたい人におすすめの本

「デザインはセンス」と思われがちですが、実はロジック(理論)で学べる要素がとても多いんです。

かくいう私自身も、Webデザイナーを目指し始めた頃、コーディングにばかり力を入れていて、デザインの基礎は後回しにしていました。

結果どうなったかというと──

転職は決まったものの、職場でのデザイン作業は毎回ダメ出しの連続

参考サイトを真似ても「なぜその構成にしたの?」と聞かれて答えられない。

上司からの修正指示も「なぜそうするのか」が理解できず、ただの修正マシン状態でした。

KEI

未経験で入社したものの、上司から「KEIさんはデザインの基礎がなってない」と言われてかなり落ち込みました・・・

この経験から痛感したのは、デザインの理屈や考え方は“事前に座学で学んでおくべき”だということ

単にきれいなものを作るだけでは通用しません。見せ方のルール、視線の誘導、余白の使い方…すべてに理由があり、それが伝えられないとプロの現場では通用しないんです。

だからこそ、最初のうちに「なるほど、こう考えてデザインするのか!」と気づけるような書籍を読むのが超重要。

ここでは、私が「これを最初に読んでおけば…」と心から思った本を2冊ご紹介します!

デザインの基礎におすすめの本
  • 『なるほどデザイン』:図と具体例で「デザインの考え方」を深掘り
  • 『ノンデザイナーズ・デザインブック』:非デザイナーでも理解できるレイアウトと文字の基本

おすすめ1:『なるほどデザイン』


「デザインって、どうやって考えるの?」

その疑問にズバッと答えてくれるのが、『なるほどデザイン』です。

この本は、「感覚的なもの」と思われがちなデザインの世界を、論理的に、しかも視覚的に解説してくれる良書

実際の紙面構成やビフォーアフターの比較が豊富で、「あ、こうすると伝わりやすくなるんだ!」と納得しながら読み進めることができます。

私自身、この本を読んだのは転職後のデザイン地獄に陥ってから…。

「なんとなく参考にしたけど、なぜそうしたか説明できない」──そんな状態から、少しずつ「デザインにはちゃんと理由がある」ことを理解できるようになりました。

特に、余白の使い方や視線誘導、情報の整理法は、すぐに実務に直結します。

何より嬉しいのが、難しい言葉を使わずに“デザインの考え方”を噛み砕いて教えてくれること

専門用語にビビる必要はありません。読み終わった頃には、「自分にもデザインってできるかも」と思える一冊です。

KEI

デザインについて学んでいない人もスッと内容が入ってきますよ!

おすすめ2:『ノンデザイナーズ・デザインブック』


「デザインを学んだことがない人でも、伝わるレイアウトが作れるようになる」

それがこの本の大きな魅力です。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』は、アメリカのロビン・ウィリアムズ氏によって書かれたデザイン入門書で、全世界で長く愛されてきたロングセラーです。特に初心者にとって役立つのが、「近接」「整列」「反復」「コントラスト」という4つの基本原則を軸に、デザインのルールを丁寧に解説してくれる点です。

どんなに情報が詰まっていても、配置がちぐはぐでは伝わらない。逆に、基本原則に沿うだけで、誰でも見やすく整ったレイアウトを作れることがわかります。

私自身も、Web制作の現場で「なんかバランスが悪い」と言われていた頃、この本に出会ってからようやく「何が悪いのか」を説明できるようになりました。上司からのフィードバックにも、ただ修正するのではなく、自分なりに意図を理解して改善できるようになったのは、この本のおかげです。

図解が豊富で読みやすく、ビフォーアフターの事例も多いので、実際の制作にすぐ活かせるのも強みです。

KEI

ノンデザイナーズ・デザインブックはどちらかというと「デザインの基礎」を言葉と図で丁寧に解説してくれる本です。感覚ではわかっていることを改めて言語化することで「なんとなく」が減るので重要ですよ!

コーディングの基礎を学びたい人におすすめの本

Webデザインの現場では、見た目を整えるデザインだけでなく、それをWeb上で正しく再現する「コーディング」のスキルも欠かせません。特にHTMLとCSSは、Webサイトの構造やスタイルを決める基礎。初心者が最初に習得すべき言語です。

ただ、正直なところを言うと、最初から書籍で学ぶよりも、Progateやドットインストールのようなサービスで「手を動かして学ぶ方が早い」と感じました。私自身もこの方法で学び始め、目に見える変化があることで「楽しい」と思えたのが大きなポイントでした。

とはいえ、書籍を軽視していいわけではありません。Progateでは基礎の基礎までしか触れられない部分も多く、「どうしてこう書くのか」「実務ではどう応用するのか」といった知識は書籍の方が圧倒的に深い。

実際に現場で仕事をするようになってからは、「Progateだけじゃ足りない」と何度も感じました。

だからこそ、最初はProgateで基礎をなぞり、その後で書籍を使って補強していく、この流れが一番効率的だと思います。

ここでは、コーディング初心者がつまずかずに進める2冊をご紹介します。どちらも構文や仕組みを図解でわかりやすく解説してくれるので、実務にもそのまま活かしやすい内容です。

おすすめ書籍
  • 『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』:初心者の王道。丁寧な図解と実践でわかりやすい
  • 『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』:図解+コードの対応で迷いにくく、最短で基礎が身につく構成

おすすめ1:『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』


「とにかく最初の一冊を選びたい」という初心者に、自信を持っておすすめできるのがこの本です。

タイトル通り、HTMLとCSSの基本構造から、Webサイトとして公開するまでの流れを一通りカバーしています。

特に良い点は、図解がとても丁寧で「なぜこのコードを書くのか」が視覚的に理解できる構成になっていること。初心者がつまずきやすい「タグの使い方」や「セレクタの意味」なども、実際の画面表示と対応させながら解説してくれるので、安心して読み進められます。

私自身も最初はProgateで学習を始めましたが、この本を読んで初めて「文法の意図」や「コードの意味」がしっかりと腑に落ちました。

また、Webサイト制作の一連の流れが章ごとに分かれていて、読みながら一緒にサイトを作っていくスタイルなので、実践的な学びにつながります。

KEI

初心者の「どう始めればいいかわからない」という不安に寄り添いながら、自然と知識が身につく一冊です。私が通ってた職業訓練ではこれがコーディングの教材として使用されてました!
私が実際に通っていた職業訓練については以下の記事から読めます。

【未経験から転職】職業訓練を活用してWebデザイナーを目指す上でのポイント

おすすめ2:『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』


この本は、HTMLとCSSの基本を学びながら、実際にWebページを1つ完成させることができる、まさに“手を動かしながら学ぶ”構成が特徴です。Progateのような体験型学習が好きな人には特に相性が良い1冊です。(先ほど挙げたものとタイトルが若干似ていますが・・・)

レイアウトやデザインの基礎に触れながら、HTMLとCSSのコードを実際に書いてページを構築していく流れなので、学んだ内容がすぐに画面上に反映され、達成感を味わいやすい点が魅力です。

もうひとつの特徴は、コードと画面イメージが常にセットで掲載されていること。これにより「このコードがどこに効いているのか?」が直感的に理解でき、初心者が迷子になりにくい作りになっています。

私も学習初期の頃にこの本を手に取り、わからない部分はProgateで補いながら読み進めました。結果的に「自分で1ページ作れるようになった」という成功体験を得ることができ、学習への自信がついたのを覚えています。

KEI

「1冊をしっかりやり切って、自分の中に知識を定着させたい」という人にはぴったりの本です。

webデザインの全体像をざっくり理解したい人におすすめの本

まずはざっくり全体像をつかみたい」「デザインもコーディングもよくわからないけど、何から始めるべきか知りたい」──そんな方に向けたおすすめが、Webデザインの入門書です。

これらの本は、専門的な知識にいきなり踏み込むのではなく、Webサイトがどのように作られていくか、その全体の流れを噛み砕いて説明してくれます。

私自身も学び始めたばかりの頃、いきなりHTMLやCSSを勉強して「これが何につながるのか分からない」と感じたことがありました。

そのとき、Webデザイン全体の流れをざっくり理解できる本に出会ってから、「なるほど、こうやって設計して、こうやって形にしていくのか」と一気に視界が開けたのを覚えています。

全体像がわかっていないと、せっかく学んだ知識も点で終わってしまいがちです。反対に、全体の流れを把握していれば、学んだことの「位置づけ」がわかるので、理解も深まりやすくなります。

ここでは、Web制作の流れ・役割分担・必要なスキルセットをざっくりと紹介してくれる、初心者向けの入門書をご紹介します。

おすすめ書籍
  • 『いちばんよくわかるWebデザインの基本』:用語も図解も親切で「初めてでも迷わない」入門書

『いちばんよくわかるWebデザインの基本』


Webデザインに関する基礎的な知識を、最もバランスよく、丁寧に解説してくれるのがこの本です。


特に初心者にとってありがたいのが、「Webデザインとはそもそも何か?」という根本的な部分からスタートしてくれること。

見た目だけでなく、構成、目的、導線設計、コーディングとのつながりまで、Web制作の全体像を広く浅くつかむことができます。

図や写真も豊富で、用語の説明も平易な日本語で書かれているため、「専門書っぽさ」に圧倒されることがありません。


実際に私もこの本を読んだとき、「デザインとコーディングは別のスキルだけど、同じ目的のために動いているんだな」と理解できたのが大きな気づきでした。

また、章ごとに進行していくスタイルなので、自分の理解度に応じて読み進めやすく、参考としても、繰り返しの復習にも活用できます。

「Webデザインって、なんとなく格好よさそうだけど何から学べば…?」という方には、まさに入り口として最適な一冊です。

KEI

WEBデザインの仕事に興味あるけど・・・どんな感じの仕事なのかな??って思っている人は読むべきです!

番外編:PhotoshopやIllustratorの本は必要?独学に向いている?

PhotoshopやIllustratorといったAdobeのツールに関して、「使い方を覚える本も買うべきですか?」という質問をよく受けます。

結論から言うと、私の経験上、これらのツールの使い方を本で独学するのはあまりおすすめしません

理由はシンプルで、コーディングと同じく、手を動かして覚えるタイプのスキルだからです。

PhotoshopやIllustratorは機能が非常に多く、操作も独特です。

書籍で一通り学ぼうとすると、情報量に圧倒されるか、逆に「結局どこを使えばいいの?」と迷ってしまう人も少なくありません。

私も実際に本で学ぼうとしたことがありましたが、画面とにらめっこするだけで身につかず、結局「やりたいことが出てきたときにネットやYouTubeで調べて解決する」というスタイルに落ち着きました。

それでも「しっかり体系的に学びたい」「独学に限界を感じている」という方には、職業訓練やオンライン講座の受講を強くおすすめします。

実際の画面操作を見ながら、講師の解説を聞いて学べる環境は、理解の深さがまったく違います

初心者のうちは、何を知らないかすら分からない状態なので、講座で基本から教えてもらう方が圧倒的に効率的と考えてます。

初心者向け本を選ぶときの注意点3つ

Webデザイン初心者にとって、本選びは学習のスタートを左右する大事な工程です。

「人気があるから」「Amazonで評価が高いから」という理由だけで選ぶと、難易度が合っていなかったり、必要な情報が足りなかったりして、途中で手が止まってしまう原因になります。

私も最初は見た目のきれいな本を選んで失敗したことがあります。読んでみると用語が難しくて理解できなかったり、説明が不親切だったり。そうならないためにも、本選びには少しコツがあります。

以下の3つのポイントを意識すれば、自分に合った本に出会える可能性がぐっと上がります。

注意点のチェックリスト
  • 「図解が豊富かどうか」 → 視覚的に理解できると、初心者でも内容が頭に入りやすいです
  • 「自分の目的に合っているか」 → デザインを学びたいのか、コーディングをしたいのか、目的に応じた本を選びましょう
  • 「情報が古くないか」 → Webの技術やトレンドは変化が早いので、できるだけ新しい本を選ぶのが無難です

まとめ:初心者が迷わないWebデザイン本の選び方と最初の一歩

今回の記事では、「初心者がまず読むべきwebデザインの本ってどれ?」という疑問に答えるため、目的別におすすめの本を紹介しました。

まとめると・・・

この記事のまとめ
  • デザインの基礎を学びたい人には『なるほどデザイン』『ノンデザイナーズ・デザインブック』
  • コーディングの基礎を学びたい人には『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』
  • 全体像を理解したい人には『いちばんよくわかるWebデザインの基本』『デザインの教室』
  • PhotoshopやIllustratorの学習は書籍よりも実践重視。講座やスクールの活用が効果的
  • 本選びは図解・目的の一致・情報の新しさが重要なポイント

Webデザインの勉強は、最初にどんな情報に触れるかでその後の学びやすさが大きく変わります。

焦らず、自分に合ったレベルと目的に合わせた本を選ぶことで、確実にステップアップできます。

もし「一人で学ぶのは不安」「つまずきそう」という方は、講座や職業訓練も視野に入れてみてください。

この記事で紹介した知識を、次の一歩に活かしてもらえたら嬉しいです。

KEI

わたしもまだまだ勉強中の身です。一緒に頑張りましょう!!

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KEI
福岡在住の31歳、会社員WEBデザイナーKEIです。 このブログでは、未経験からWEBデザイナーに転職したリアルな体験と、そこで得た気づきやコツを発信しています。 「WEBデザイナーになりたいけど、未経験だし不安…」 「どこから手をつければいいのか分からない」 そんなあなたに、少しでもヒントや勇気を届けられるように書いています。