WEBデザイナーって本当に独学でなれるのかな、って思っていませんか？
最近ではスクールに通わず、自分の力でWEBデザインを学ぼうとする人が増えてきました。
ただ、そのぶん途中でやめてしまう人も多いのが現実です。
やりたい気持ちはあるのに、
何から始めればいいか分からなかったり、頑張っているのに成長が感じられなかったり。
気づけばモチベーションが下がってしまって、「自分には向いてないのかな」なんて思ってしまうこともありますよね。
独学って自由度が高い分、迷いやすいんですよね。
でも、ちゃんと順序をおさえて、自分に合ったやり方を選べば、途中でつまずかずに進めていくことは全然可能なんです。
この記事では、独学でも挫折しにくいやり方や気をつけたいポイント、効率よく学ぶ方法まで、初心者目線でやさしく解説していきます。
読んだあとには、「これならやってみようかな」って思えるようになるはずです。
じゃあまずは、学習に必要なものから見ていきましょうか！
WEBデザインの学習で必要になるもの
WEBデザインを独学で始めるとき、まずは「何が必要なのか？」をしっかり把握しておくことが大切です。
ただやみくもに情報を集めるよりも、最低限の準備ができていれば、スタート後に迷うことがぐっと減ります。
ここでいう「必要なもの」は、道具やアプリだけじゃありません。
学ぶべきスキルや、それぞれがどんな役割を持っているのかも理解しておく必要があります。
最初に全体像をつかんでおくと、この先の学習がラクになりますよ。
いきなり勉強を始めるんじゃなくて、まずは準備が大事なんだね
そうそう、まずは何が必要かをしっかり見ておこう
必要なスキルセットと役割の理解
WEBデザイナーを目指すうえで、どんなスキルが求められるのかを知っておくことはとても大切です。
というのも、WEBデザインの仕事は「見た目をきれいに作る」だけじゃなく、複数のスキルが組み合わさって成り立っているからです。
まず必要になるのが、HTMLとCSSの基礎的なコーディングスキル。
これは、実際にWebページの見た目をブラウザ上に反映させるための土台です。
次にデザインツールの操作。
たとえばFigmaやPhotoshopを使って、サイトのレイアウトやパーツを作る技術ですね。
さらに最近では、ユーザーの使いやすさを考えるUXや、情報を整理するUIの考え方も重要になってきています。
こうして見ると、WEBデザインの学習は一つひとつの技術をつなげていくようなイメージです。
あらかじめ全体の流れをつかんでおくと、「今なにを学んでるのか」「次にどこを学べばいいか」が迷いにくくなります。
HTMLとかFigmaとか、名前は聞いたことあるけど、全部覚えないといけないのかな…
いきなり全部を完璧にしなくて大丈夫。まずはひとつずつ、つなげながら覚えていけばOKだよ
学習に必要なツール・アプリ・デバイスとは？
WEBデザインの独学を始めるには、最低限そろえておきたいツールや環境があります。
ただ、高価な機材をそろえる必要はありません。
手持ちのもので十分スタートできることも多いので、ここでは「これだけあればOK」という視点で紹介していきます。
まず必要なのは、安定して動くパソコン。
WindowsでもMacでもどちらでも大丈夫ですが、メモリは8GB以上あると快適です。
画面が小さすぎると作業しづらいので、13インチ以上を目安にするといいですね。
パソコンの選び方については以下の記事で紹介しています。↓↓↓↓
次に、コードを書くためのエディタ。
Visual Studio Code（通称VS Code）は無料で使いやすく、プラグインも豊富なので初心者にもおすすめです。
HTMLやCSSを書くときに使います。
デザインツールとしては、Figmaが人気です。
ブラウザ上で動作するのでインストール不要で、無料プランでも十分使えます。
Photoshopを使いたい場合はAdobeのサブスク契約が必要ですが、Figmaから始めても問題ありません。
まずはFigmaではじめてみて、やっていけそう・・って思ったらPhotoshopを契約するといいかもしれませんね。
また、学習用に参考サイトやチュートリアル動画を閲覧することが増えるので、ネット環境も安定していると安心です。
副モニターやiPadがあると、教材を見ながら作業ができて効率が上がります。
パソコンのスペックとかツールって、いろいろ必要そうで心配だったけど…
基本的な道具さえあれば大丈夫。まずは手持ちの環境で気軽に始めてみましょう！
独学で学習する際に必要なこと
WEBデザインを独学で学んでいくには、パソコンやツールだけじゃなくて、
「どうやって学ぶか」の意識づけもとても大切です。
スクールのようにカリキュラムや先生がいないぶん、
自分でスケジュールを立てたり、迷ったときに判断したりする力が必要になってきます。
特に独学では、最初に学ぶ順番を間違えたり、あれこれ手を出しすぎたりして迷子になってしまう人が多いです。
だからこそ、基本をおさえて、
自分のペースで進める計画を持つことがとても大切になります。
また、何となく動画を見ているだけでは知識が定着しにくいので、
「手を動かす」ことを意識するのもポイント。実際にコードを書いたり、
デザインを作ってみることで、
学んだことが自分の中に定着していきます。
このあと紹介するような、
時間の使い方や便利なサービスもうまく取り入れながら、
自分に合ったやり方を少しずつ見つけていくのがコツです。
独学って自由だけど、自分で全部決めるのが逆に難しいかも…
だからこそ、やり方を決めておくとすごくラクになるんだよ。一緒にコツを見ていこう
独学に必要な時間管理と計画の立て方
独学を続けるうえで、
時間の使い方はほんとうに重要です。
モチベーションが高いときに詰め込みすぎて、あとで疲れてやめてしまう…
なんてパターンはよくある話です。
だからこそ、無理のないペースで続けられるように、事前に「いつ・何を・どれくらい」やるかを決めておくと安心です。
たとえば、平日は1時間だけ動画で学習、休日は3時間くらい手を動かす、というふうに、生活リズムに合わせたスケジュールを立ててみましょう。
学習計画を立てるときは、
ざっくりとしたゴールとステップを意識するとやりやすいです。
たとえば「1ヶ月目でHTMLとCSSをひととおり終える」「2ヶ月目は模写とオリジナルサイト制作に入る」といった感じですね。
ただし、あまり細かく詰めすぎるとストレスになるので、ざっくりした見通しにしておいて、週ごとに柔軟に調整できるようにすると続きやすくなります。
また、学習した内容はノートやメモアプリにまとめておくと、あとで見返すときに便利です。
勉強の記録を残しておくと、達成感も得られてモチベーションの維持にもつながります。
計画立てるの苦手だけど、やっぱり必要なんだね…
完璧な計画より、“続けられる計画”をつくるのがコツだよ
学習を挫折しないための進め方
独学でWEBデザインを学ぶとき、
多くの人がつまずいてしまうのが「継続すること」です。
やる気があるのに、気づけば手が止まっている。そんな経験、もしかしたらあるかもしれません。
最初は順調でも、思ったより進まなかったり、難しいところにぶつかると、どうしても気持ちが折れそうになりますよね。
独学は誰にも叱られないし、誰にも褒められない。
だからこそ、自分で自分を支える工夫が必要なんです。
学習が続く人にはいくつか共通点があります。
それは「気合い」じゃなくて、「仕組み」で続けているということ。
たとえば、勉強する時間帯を決めて習慣にしていたり、進捗を見える形で記録していたり。
日々の中に学習が自然と溶け込んでいる人は、無理なく継続できています。
このあと紹介するような、挫折しやすいポイントへの対処や、モチベーションの維持方法を知っておくことで、自分の学び方に合った「続けやすい型」をつくっていくことができますよ。
気合いだけで何とかなると思ってたけど、やっぱりそれじゃ続かないか…
うん、頑張るよりも「仕組み」を作るほうが、ずっとラクに続けられるよ
挫折する人の共通点とその対策
WEBデザインを独学で始めたものの、途中でやめてしまう人にはいくつか共通点があります。
そのポイントを知っておくだけでも、「あ、自分もこれ当てはまりそう」と気づけて、早めに対処できるようになります。
まず多いのが、ゴールが曖昧なまま始めてしまうケース。
たとえば「とりあえずHTMLからやってみよう」みたいに、
明確な目的がないと途中で「これって何のためにやってるんだっけ？」と感じてしまいがちです。
次に、「完璧を求めすぎる」こともよくある挫折ポイント。
学んだことをすぐに100点でやろうとすると、うまくいかない自分にがっかりしてしまいます。
最初はできないのが当たり前、くらいの気持ちでいたほうが気楽です。
また、時間が取れない日が続くと「もういいや」とフェードアウトしてしまう人も多いです。
これを防ぐには、勉強のハードルを下げておくのがコツ。
たとえば「今日は10分だけProgateを開く」「動画を1本だけ見る」
といった小さなルールでもOKです。
こうした落とし穴をあらかじめ知っておけば、自分が同じパターンにはまりそうなときに、ちょっと立ち止まって立て直せるようになりますよ。
わたしもよく“全部完璧に覚えてから次へ”って考えちゃうかも…
それ、独学あるあるだね。でも実は“とりあえずやってみる”方がうまくいくこと多いよ
モチベーションを維持するコツ5選
結局のところ独学で一番むずかしいのは、「やる気を保ち続けること」かもしれません。
最初はやる気に満ちていても、日がたつにつれて気持ちが落ち着いてきて、だんだんやらなくなってしまう…そんな経験、ありませんか？
モチベーションは波があるものなので、ずっと高い状態をキープするのは正直むずかしいです。
でも、下がりすぎないようにうまく保つための工夫なら、いくつかあります。
ここでは、続ける力を支えてくれるコツを5つ紹介します。
- 小さな目標を立てる
「今週中にHTMLの基礎だけやる」など、ざっくりした短期目標があると手が止まりにくくなります。 - 学んだことを記録する
ノートでもブログでもOK。自分の成長が見えると「やってきた意味」が実感できます。 - 好きなサイトを真似してみる
憧れのデザインを模写することで、楽しさと達成感がいっしょに味わえます。 - 学習時間を決めて習慣にする
毎日決まった時間に学ぶことで、生活の一部になって無理なく続けられます。 - 比較しすぎない
SNSなどで他人の成果ばかり見ていると、やる気を削がれることも。自分のペースを大事にしましょう。
モチベーションが下がるのは誰にでもあること。
それを前提に、「どう支えるか」を考えておくと、途中で投げ出さずに済みますよ。
他の人がすごく見えて、自分だけ進んでない気がして焦っちゃうんだよね…
比べなくて大丈夫。昨日の自分より少し前に進んでたら、それで十分だよ
独学で学習する際の注意点
WEBデザインの独学は、自分のペースで進められるのが魅力です。
でもその反面、気をつけないと学習効率が落ちたり、やる気が続かなくなったりする落とし穴もあります。
とくに初心者のうちは、やる気があるぶん、あれこれ手を出しすぎたり、
自分に合っていない勉強法を続けてしまったりして、知らないうちに疲れてしまうこともあります。
独学だからこそ、自分で「学び方の軌道修正」をしていく力が必要になります。
最初に意識しておくだけで防げることも多いので、これから紹介するポイントは、ぜひチェックしてみてください。
なんとなく手当たり次第に勉強してたけど、それってあんまりよくなかったのかな…
うん、最初は特に「やらないこと」を決めるのも大事なんだよ
情報収集に時間をかけすぎない
独学を始めたばかりのころは、「ちゃんと調べてから始めないと」と思って、ついネット検索に時間をかけすぎてしまいがちです。
気づけば学習よりも情報収集にばかり時間を使っていて、結局何も手を動かせていない、なんてことありませんか？
必要な知識を調べることは大切です。でも、情報は探せば探すほど出てくるので、「どれが正しいの？」「どれから手をつけたらいいの？」と、
かえって混乱してしまうこともあります。
だからこそ、最初は信頼できる1〜2個の教材に絞って取り組むのがおすすめです。
必要な情報は、あとからでもちゃんと取り入れられます。
まずは「行動すること」に重きを置いて、手を動かす時間をしっかり確保するようにしましょう。
分かる…。ずっとYouTubeとブログ見てたら、1日終わってたことある
あるあるだね。調べるのも大事だけど、“まずやってみる”のが一番の近道だよ
完璧主義になりすぎないこと
独学でWEBデザインを勉強していると、「ちゃんと理解してから次に進まなきゃ」と思って、完璧を目指しすぎてしまうことがあります。
でも実は、これが大きなブレーキになることも少なくありません。
たとえば、CSSのプロパティを全部覚えようとしたり、デザインの模写を1ピクセル単位で直そうとしたり。
でもそのこだわりが行きすぎると、なかなか前に進めなくなってしまうんですよね。
もちろん丁寧に学ぶことは大事です。
ただ、最初からすべてを理解しようとすると、学習が重たくなってしまいます。WEBデザインは実践の中で少しずつ身についていくもの。
最初はなんとなく分かるくらいで十分です。
実際の現場でも、完璧よりも「早く作って、直す」が基本です。
どんどん手を動かして、あとで修正していくくらいのスタンスのほうが、結果的に上達も早くなります。
途中で「分からないこと」や「できないこと」があっても大丈夫。
それは自然なことですし、繰り返していくうちにちゃんと理解できるようになります。
間違えたらダメって思ってたから、すごく慎重になっちゃってたかも…
大丈夫だよ。むしろ“失敗しながら進む”くらいがちょうどいいんだ
効率のいい独学方法
せっかく時間を使って学ぶなら、できるだけ効率よく、効果的にスキルを身につけたいですよね。
WEBデザインの独学は自由度が高い分、自分に合ったやり方を見つけることがとても大切です。
「たくさん勉強したのに、あまり身についていない気がする」
そんなときは、やり方を少し見直すだけで学習の吸収率がぐんと変わってくることがあります。
ここでは、初心者がムダを省きつつも着実にスキルを伸ばしていくための、
実践的な学び方を紹介していきます。
細かいテクニックというより、「どんな順番で進めると効率がいいのか」や、「どんな習慣が成長を加速させるのか」といったポイントを中心に見ていきましょう。
無理せず、でもしっかり前に進める。
そんな学び方を一緒に見つけていきたいですね。
がんばってるつもりなのに、なんか成長してる実感がなくて…
うん、それは“やり方”がちょっと合ってないだけかも。一緒に見直していこうか
初心者におすすめの学習ステップ
WEBデザインを独学で学ぶなら、学習の順番を工夫するだけで効率がぐんと上がります。
よくありがちなのが、いきなり高度な技術に手を出してしまって途中で挫折してしまうケース。でも、ちゃんと段階を踏めば、初心者でも無理なく実力をつけていけます。
おすすめのステップは次のような流れです。
- HTMLとCSSの基礎を学ぶ
→ Webページの基本構造と見た目を作る技術。Progateやドットインストールが使いやすいです。 - 実際にWebサイトを模写してみる
→ 自分の好きなサイトをまねてコードを書いてみると、実践力がついて理解も深まります。 - デザインツール（Figmaなど）の使い方を学ぶ
→ バナーやLPを作ってみると、見た目のバランス感覚やデザインセンスが育ちます。 - JavaScriptの初歩に触れる
→ 簡単な動きやフォーム処理など、ユーザー体験を良くするために覚えておくと便利です。 - 自分のポートフォリオを作成する
→ 学んだことをまとめた作品集を作ることで、アウトプット力が身につき、達成感も得られます。
この流れにそって取り組めば、遠回りせずにしっかりとした基礎を固めていけます。
焦らず、順番に取り組んでいくことが大切ですよ。
どれから手をつければいいのか分からなかったけど、この順番ならやれそう！
そうだね。順番通りに進めれば、自然と実力がついてくるから安心して
独学成功者が実践していた習慣とは？
WEBデザインを独学で習得できた人たちには、いくつか共通する習慣があります。
特別な才能やセンスがあったわけではなく、「コツコツ続ける仕組み」が上手だったというケースがほとんどです。
まずひとつは、学習のリズムを生活に取り入れていたこと。
毎日決まった時間に勉強する、朝の30分は動画を見る、夜は手を動かす時間にする…といったように、習慣化することで自然と続けられていました。
次に多いのが、アウトプットを積極的にしていたこと。
たとえば模写サイトを作ってSNSにアップしたり、学んだことをブログにまとめたりするだけでも、理解度はぐんと深まります。
さらに、作業の記録を残していた人も多いです。
日記や学習ノート、ToDoリストなど、自分がどれくらいやってきたかを「見える化」することで、モチベーションが下がったときにも「ここまでやってきたんだ」と自信につながります。
何より大事なのは、継続できる環境を自分でつくること。
気分任せで動くのではなく、ちょっとしたルールや仕組みをつくるだけで、学習はずっと楽になりますよ。
うまくいってる人って、やっぱり特別なんじゃないの？
実はそうでもないんだよ。うまくいってる人ほど、続けやすくする工夫をしてるんだ
まとめ：挫折しない独学の進め方を、今日から自分のものにしよう
今回の記事では、WEBデザイナーを独学で目指す人が「挫折しないために大切なポイント」を中心に、以下のような内容をお伝えしてきました。
要点まとめ
- WEBデザインを学ぶのに必要な道具やスキルを明確にした
- 独学を続けるための時間管理や便利な学習サービスを紹介
- 挫折しやすいポイントとその対策を具体的に解説
- 注意すべき学習の落とし穴を知り、無理のないペース作りのヒントを紹介
- 効率的に学ぶためのステップや、成功者の習慣を取り入れる方法を提案
どれもすぐに実践できる内容ばかりなので、自分に合いそうなところから取り入れてみてください。完璧を目指さなくても大丈夫。大切なのは「今日も少し前に進んだな」と思えることです。
この先、学びの中で迷ったり、やる気が落ちたりする日もあるかもしれません。でも、そんなときはこの記事をもう一度見返して、また自分のペースで進んでいってくださいね。
「やってみようかな」と思えた今が、最高のスタートタイミングです。
一緒に頑張りましょうね。
やる気はあるんだけど、何から手をつけたらいいか全然分からなくて…